免疫抑制剤 内部疾患

アポキル錠/アポクエル

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日本ではアポキル錠の名称で発売されているお薬です。
アポクエルはアレルギー性皮膚炎にともなう、アレルギー性皮膚炎にともなう、かゆみや赤み、腫れなどの症状を緩和する。
アトピー性皮膚炎の症状にも優れた効果を示します。

有効成分はオクラシチニブマレイン酸塩で、高い即効性が特徴の経口薬タイプのお薬です。

 

かゆみの原因

かゆみが起こる原因としては環境アレルゲンがいくつか考えられます。

  • ノミ
  • ダニ
  • 食べ物
  • 消臭剤
  • シャンプー
  • 花粉
  • カビ
  • ホコリ
  • 殺虫剤

このような環境アレルゲンなどが考れらます。

このようなアレルゲンによってかゆみが発生すると、犬は自分の身体を舐める、噛む、掻きむしるなどを行い、場合によっては出血してしまいます。

このような症状が出た際に、アポクエル(アポキル錠)です。

 

 

アポクエル(Apoquel)とは

アポクエルは、犬用のアレルギー性およびアトピー性皮膚炎にともなうかゆみを緩和する薬剤です。

有効成分はオクラシチニブマレイン酸塩です。
この成分は、かゆみを誘発するサイトカイン(細胞への命令物質)のシグナル伝達を邪魔することでかゆみを起こさせないようにする効果があります。

アポクエルは、かゆみや炎症などの症状を引き起こすサイトカインの産生を抑制することで症状を緩和します。

 

アポクエルの特徴

即効性
アレルギー性皮膚炎によるかゆみに対して、投与後4時間以内に効果を発揮します。
24時間以内にかゆみをコントロールします。
これはステロイド製剤である「プレドニゾロン錠」に匹敵する即効性と有効性が示されました。

 

アトピー性皮膚炎に
投与から14日以内に86%の症例で犬アトピー性皮膚炎によるかゆみの半減が見られました。
また、800頭以上の犬での臨床実験により有効性が示されています。

 

様々なアレルゲンに対応

  • 犬アトピー性皮膚炎
  • ノミアレルギー性皮膚炎
  • 食物アレルギー
  • 疥癬

これらのアレルギー性皮膚炎に対しても対応しています。

 

安全性が高い

欧州における犬のアレルギー性皮膚炎の臨床試験において、全身性ステロイド製剤で見られるような副作用は、比較的少ないとされています。

 

全身性ステロイド剤の影響

ステロイドは即効性と有効性、低価格を持っていますが副作用として様々な影響が起こります。
その例として下記のような副作用が見られます。

急性副作用

  • 水をたくさん飲む
  • おしっこをたくさんする
  • むくみ
  • 筋力低下
  • 副腎皮質ホルモンの産生抑制

慢性副作用

  • リンパ球減少
  • 免疫力の低下
  • 脱毛
  • 太る
  • クッシング症の症状が見られる

 

長期間投与について

長期間投与した臨床試験(630日)でも安全であり、犬の生活の質が改善したことが分かりました。
また、死亡例や重篤な有害事象は見られませんでした。

 

 

 

 

使用方法

オクラシチニブとして体重1kgあたり0.4mgが使用量です。

1日2回、経口投与してください。
最長投与期間は14日間です。

さらに継続する場合には1日1回投与する。ただし、投与期間は1年を超えないこと。

 

使い方のポイント
アポクエルは空腹時や食後の場合でも、血中濃度の変化は同じであることから、ごはんの影響を受けません。
ゴハンと一緒にあげても大丈夫です。

 

体重別一覧表

体重(kg) 3.6mg 5.4mg 16mg
3.0~4.4 0.5錠
4.5~5.9 0.5錠
6.0~8.9 1錠
9.0~13.4 1錠
13.5~19.9 0.5錠
20.0~26.9 2錠
27.0~39.9 1錠
40.0~54.9 1.5錠
55.0~80.0 2錠

■錠剤を分割して服用される際は、下記商品のご利用を推奨いたします。
安全度の高い錠剤カッターをご希望の方には、ウルトラピルカッター
ピルケース付きで持ち運びたい方には、ピルカッター
シンプルな錠剤カッターをご希望の方には、ブルーピルカッター

本剤を分割投与する場合は、開封後3日以内にお使いください。

 

注意事項

本剤は免疫系を抑制しますので、個々の症例における治療上のリスクを考慮した上で慎重に投与してください。
免疫力を抑制するということは感染症に対する抵抗力が低下しています。

投与開始前に細菌、真菌(皮膚糸状菌、マラセチア等)又は寄生虫(ノミ、ヒゼンダニ等)感染等について獣医師が検査し、適切な治療を行ってください。

 

腫瘍(潜在性の腫瘍を含む)があった場合
悪化させる可能性があるため、慎重に投与し、継続的に観察してください。

長期投与
本剤を長期的に投与する場合は、定期的に血液学的及び血液生化学的検査を実施することが推奨されます。

併用注意
免疫抑制作用を有する薬剤(ステロイド系抗炎症薬、シクロスポリン)との併用は、副作用のリスクを増加させる可能性があるため、ご注意ください。

 

 

次の動物には投与しないでください

薬物代謝酵素やトランスポーターを阻害する薬剤との併用は、本剤の作用を増強または減弱させる可能性があるため、ご注意ください。
  • 12ヵ月齢未満の犬
  • 体重3.0kg未満の犬
  • 交配予定の犬及び妊娠・授乳中の犬
  • 副腎皮質機能亢進症等の免疫抑制又は進行性悪性腫瘍の疑いのある犬
  • 重篤な感染症がある犬

 

副作用

本剤の投与により、一時的な嘔吐及び下痢がみられることがあります。
副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察をお受けください。

 

 

アポクエル/アポキル錠 3.6mg

有効成分 オクラシチニブマレイン酸塩
内容量 20錠

 

アポクエル/アポキル錠 5.4mg

有効成分 オクラシチニブマレイン酸塩 
内容量 20錠

 

アポクエル/アポキル錠 16mg

有効成分 オクラシチニブマレイン酸塩
内容量 20錠

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