メーカー バイエル
商品名 ドロンタールプラス
有効成分 プラジカンテル 50mg
パモ酸ピランテル 144mg
フェバンテル 150mg
内容量 20錠

 

このお薬は

  • 生後2週間以上および体重500g以上の愛犬へ、1ヶ月から3ヶ月毎に1回投与することにより、愛犬へ寄生している寄生虫(線虫類および条虫類)を駆除し、また産卵前の未成熟な寄生虫をも駆除する幅広い効果があります。

 

  • 1回の投与で線虫類および条虫類を効果的に駆除できる幅広い効能を発揮し、産卵前の未成熟な寄生虫に対しても高い駆除効果があります。犬は2週齢から使用可能です。

 

  • 犬回虫、犬鉤虫  パモ酸ピランテル
    犬鞭虫      パモ酸ピランテル・フェバンテールの相乗作用
    瓜実条虫     プラジカンテル

 

  • 効能外使用になりますが、フェバンテルが含有されているので、3日間に連日投与で、ジアルジアにも効果あり、よく使用されている処方です。
    有効率は75%です。投与した際に75%に効果があるということ。
  • ドロンタールプラス錠は1987年にオランダおよびニュージーランドで承認,発売されたのに続いて,ヨーロッパ諸国,アメリカなど世界各国で販売されています。
    古くから各国で使用されてきました。

 

 

3つの有効成分

プラジカンテル (Praziquante)

プラジカンテルはドイツの製薬メーカーバイエルの寄生虫学グループにより、1970年代中頃に開発されました。
世界保健機関はプラジカンテルを、医薬品の入手が困難な開発途上国で最小限必要な医薬品としてWHO必須医薬品モデル・リストの1つに採用しています。

 

プラジクアンテルは、寄生虫の外被(被 膜)を破壊し、内容物の体外への放出、無機イオンの能動的な移動を阻害しカルシウムイオンやナトリウムイオンの過度の蓄積による痙攣や収縮の発生等、さまざまな2次的な生化学的反応により寄生虫を死滅させます。

 

条虫・吸虫にも効く

子犬において下痢や嘔吐、血便、貧血、栄養不良といった症状を引き起こす回虫、鉤虫、鞭虫においても駆除作用を持っているのが特長です。

条虫・吸虫は神経系の発達が悪く、抑制性神経伝達物質(GABA)は存在しないため、イベルメクチン等は効果を示しません。
しかし、プラジカンテルは、イヌやネコなどの動物の胃腸に寄生する条虫類(サナダムシなど)に効果のある成分です。
条虫類の腸管に付着する能力を阻害することによって、条虫を体外に排出させる作用があります。

 

W効果

服用後、胃腸に寄生している条虫に作用してから、一旦腸管に吸収されます。
吸収されたプラジクアンテルの一部は肝臓でその構造を変化(代謝)させられ、その後腸管から再分泌されます。
再分泌されるプラジクアンテルの代謝物にも寄生虫の殺虫作用があるため、この吸収前と吸収後のダブル駆虫効果によって条虫が効果的に駆除されることになります。

 

副作用

よだれ、嘔吐、食欲減退、下痢、不活発

 

 

パモ酸ピランテル

寄生虫の神経筋接合部へ作用してマヒや拘縮(こうしゅく)を引き起こす成分で、イヌやネコなどの動物の胃腸に寄生している鉤虫類や回虫類の駆除に使用されています。
しかし腸管から生体内に吸収されにくいため、薬成分が血液に溶解しにくく、血液中に存在する寄生虫の幼虫に対する効果が弱いのが欠点で、完全な駆除には反復服用と再感染を防ぐ措置が必要とされています。

※こうしゅく とは筋が弛緩しなくなること。グッと力を入れたままになってしまう感じです。

 

 

フェバンテル

フェバンテルは鞭虫類に効果のある成分です。
フェバンテルはプロドラッグと呼ばれる薬で、肝臓で構造変化(代謝)を受けてフェンベンダゾール、オクスフェンダゾールなどに変化してから駆虫作用を発揮します。

寄生虫におけるエネルギー生成の阻害、フマル酸還元酵素の阻害、グルコース移動の阻害、細管形成の阻害が認められている。
ようするに、結果的に異常運動ののちに餓死にいたる。

近年になりフェバンテルはパモ酸ピランテルとの配合によって相乗的な駆虫効果を発揮することが解明されました。
他の組み合わせにおいてもその効果は減弱せず相加的に発現することを確認しました。

現在では、イヌやネコなどの動物に寄生するさまざまな寄生虫を迅速に駆除することを目的に、ほかの駆虫薬との合剤として使用されています。

 

 

使い方

体重によって使用量が異なります。
通常1回、体重にあった容量を経口投与する。ノミの駆除と同時に1ヶ月毎~3ヶ月毎に使用。

体重0.5kg以上 2.5kg未満/1/4錠
体重2.6kg以上 5.0kg未満/1/2錠
体重5.1kg以上 10.0kg未満/1錠
体重10.1kg以上 20.0kg未満/2錠
体重20.1kg以上 30.0kg未満/3錠
体重30.1kg以上 40.0kg未満/4錠

 

 

錠剤の調整にはピルカッターが便利です。

カッターで錠剤を割っておいておいても品質的にも大丈夫なようです。

ドロンタールプラス錠は,室温長期保存のみならず,温度,湿度および光による苛酷条件下保存において経時的な変化は認められず、きわめて安定な製剤であると判断された。
また、分割した裸錠も加速試験の保存条件で1ヵ月間有効成分の含量に変化はないことから、分割投与した錠剤の残余をそのまま保管した場合においても通常の室温条件では数力月以上品質を保つことができると考えられました。 (バイエル社)

 

副作用について

副作用はあまり見られないようです。また妊娠犬にも使用可能なようです。

犬における安全性に関して,プラジクアンテ ル,パモ酸ピランテル,フェバンテルとしてそれぞれ5,14.4,15㎎/kgを基準量とする常用量の 10倍量までの用量の単回投与による試験、常用量 の6倍量までの用量の3日間連続投与による試 験、並びに妊娠犬および子犬(哺乳期を含む)における試験が実施された。

その結果,高用量投与により散見された嘔吐を除き,副作用は認められなかった。
また,妊娠犬の繁殖成績および子犬の 成長に影響はみられなかったことから,妊娠犬および子犬への投与も含め,本剤の安全性に特に問題はないものと考えられた。

(畜産生物科学安全研究所,南アフリカ・Roodeplaat研究所,ドイツ・バイエル社,オーストラ リア・バイエル社)

 

ドロンタールプラス (Drontal Plus)

メーカー バイエル
内容量 1箱 20錠
価格 3,652円

 

 


L1-fl06-02

 

上記記載の価格はUSドルを日本円に換算したものです。
海外で販売されている動物用医薬品を個人輸入の代行を利用することになるので購入のタイミング時の為替価格の変動で販売価格が変動することがあります。