病気には必ず何らかのサインがあるはずです。
これに気付くためには健康な状態がどんなものか知っておく必要があります。

平熱や脈拍、呼吸数、体重これらを知らないと異常があったとしても比較できません。

健康チェックの方法を覚えましょう。

 

 

熱のはかり方

犬の体温は肛門に体温計を差し込んではかることになります。

 

体温計を用意する。

834b16f3f51ab326eba726635ecc326f_s犬が動いても折れないように電子体温計がおすすめです。

差し込む部分が長いほうが使いやすい。
また、使用するときは先端にラップを巻くと体温計が汚れなくて済みます。

 

体温を測る

しっぽのつけ根を持ち上げれば肛門が見えます。
すっと体温計を肛門に入れてください。だいたい3~5cmほどでいいでしょう。
このとき体温計の先にオイルなどを塗っておくと入れやすいでしょう。

差し込んだら体温計が動かないように押さえておきましょう。

大型犬の場合

二人一組で前後に分かれます。
一人は犬が怖がらないように抱きながら声をかけます。

もう一人が肛門に体温計を刺して温度を測っていきます。

 

小型犬の場合

片方の腕で犬の体を抱えるように押さえ、もう片方の手で体温計を肛門に差し入れます。

 

元気なときに平熱をはかっておこう。

犬の体温は常に一定ではありません。
午前中は低く、午後は高めになっています。また運動後の体温は上がっています。

そのため同じ状態、同じ時間にはかることで平熱を調べておきましょう。

平熱よりも前後1℃である場合、なんらかの異常であると考えられます。
40℃を超えると危険です。病院にすぐにいきましょう。

 

 

 

脈のはかり方

脈拍

熱があるときや、心臓、呼吸器の病気でも脈拍数は増えます。
ワンちゃんの通常時の脈拍の早さを測っておきましょう。

 

ワンコを横にする

犬を横に寝かせて、後ろ足を持ち上げましょう。
後ろ足の太もものつけ根あたりを手で探すと、脈がわかる場所が見つかります。

脈がわかったら15秒間回数を数えます。
その数字を4倍することで一分間の脈拍がわかります。

脈拍数
小型犬 60~80
大型犬 40~50

 

呼吸数をはかり方

d55c83cd3f1521c514be298150358035_s

犬に熱があるときなどは呼吸が早くなります。
運動の後でもないのに、ハアハアと荒い息をしているときは呼吸数をはかってみましょう。
そのためにも通常の呼吸数を調べておきましょう。

 

向かい合う

犬の正面に座り、15秒間の呼吸数を数えましょう。
その数を4倍すれば一分間の呼吸数がわかります。

鼻先の呼気や胸の動きでもはかることができ、

吸ってー!

はいてー!

これで1呼吸と数えます。

 

標準的な呼吸数
小型犬 20~30
大型犬 15

 

体重のはかり方

体重計

体重は健康のバロメーターなりとても重要です。
定期的に体重をはかっておくことで、病気の兆候がわかります。
標準体重より増減しているときは病気のサインです。

また、薬を飲ませるときも体重あたりの量になりますから、体重測定をする機会は必要です。

体重計を用意しよう

まず、飼い主がワンちゃんを抱いて体重計に乗りましょう。
体重計の数値をメモします。

次に飼い主さんだけ体重計に乗ります。
このメモした数値から飼い主さんの体重を引けばワンちゃんの体重になります。

 

大型犬だったら

大型犬の場合、重くて抱きかかえられないこともあります。
そんなときは、カゴや箱などに犬を入れてそのまま体重計に乗せましょう。

そのあと、カゴや箱の重さをはかり、引けば犬の体重がわかります。