真菌症の治療に使用されるイミダゾール系合成抗真菌薬の一つであるケトコナゾールが有効成分のスプレータイプです。

人間用に作られたものを動物用として使用しています。

 

ケトコナゾールの効き方

真菌の細胞膜や酵素の成分であるエルゴステロール合成を阻害することによって殺菌的に作用します。
犬や猫の細胞膜の構成成分はコレステロールでエルゴステロールは使用していない。
そのため真菌には効いて、人や犬、猫の細胞には悪影響がないのです。

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特徴

外用剤は通常、皮膚、粘膜の真菌感染症(白癬、カンジダ症、癜風等)に処方されます。

こんな症状に使えます

  • 白癬

 

  • カンジダ症
    カンジダ・アルビカンスを含むケトコナゾール耐性菌が多数確認されています。
    アゾール系があまり効かないタイプの菌が存在するということです。フルコナゾールやイトラコナゾールの方が細胞膜への親和性が高く、殺真菌作用は強いようです。

 

  • 癜風

 

  • 脂漏性皮膚炎
    このお薬は唯一”脂漏性皮膚炎”の適応があります。
    真菌の一種マラセチアが関係するフケや体部脂漏性湿疹に対して皮膚の菌を抑える為にも使われます。

 

液状タイプの長所と短所

液状タイプは、薬剤の浸透性の高さと使用感の良さが特徴です。
外用薬なので抗真菌薬の副作用の心配があまりないのですがが、液状にするためそのほとんどにアルコールが含まれるため、乾燥しすぎる、かぶれやすいといった欠点があります。
このあたりも理解したうえて使用しましょう。

 

ケトラコナゾール スプレータイプ

有効成分 ケトラコナゾール 2%
内容量 25ml

 

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