猫ひっかき病

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猫ひっかき病は名前の通り、ひっかかれたり、かまれたりして発症する病気です。
また、病原菌をもっている犬、ノミからの感染もあります。

  • バルトネラ・ヘンセラ菌
    猫が媒介する細菌である。
    5~20%の猫が保有している。

猫から猫への感染ルートはネコノミが関わっているようです。

犬、猫の場合、病状などは特にありません。
子供に多く、初夏から秋にかけての夏季が多い。
ノミの増える時期が関係すると思われる。

 

症状

  • 受傷した部分の丘疹や膿疱
  • 数週間から数ヶ月続くリンパ節の腫脹
  • 長く続く発熱
  • 全身倦怠
  • 関節痛
  • 嘔気
  • 食欲不振
  • 頭痛

 

猫に引っかかれたりしてから3~10日ほどの潜伏期間経て発症。

腫脹したリンパ節は多くの場合痛みを伴い、体表に近いリンパ節腫張では皮膚の発赤や熱感を伴うこともある。
顔に傷がなくとも、頚部リンパ節の腫脹がみられることも稀ではない。

 

発症した人の約0.25%に脳症を併発することもあります。
脳症は、リンパ節腫脹の1~3週間後に、突然の痙攣発作や意識障害で発症します。

 

肝膿瘍を合併することがあり、免疫不全の人や、免疫能力の落ちた高齢者では、重症化して麻痺や脊髄障害に至るものもある。

 

 

感染ルート

感染した猫、犬ひっかかれたり、かまれたりしてバルトネラ菌が体内に入って感染します。
ノミによっても感染することがあります。

 

  1. 感染した猫の血をノミが吸う
  2. ノミの体内で菌が増殖してその後フンとして排泄
  3. 猫の歯もしくは爪にフンが付着する
  4. その猫に噛まれる、ひっかかれるなどして人に感染する。

 

治療

  • 軽度のリンパ節腫大症例では、自然治癒を待つ。
    しかし治癒するまでに数週間、場合によっては数ヶ月もかかることがある。
  • リンパ節の腫大、疼痛が明らかな場合はセフェム系、あるいはニューキノロン系抗菌薬の投与を行うが、各種の抗菌薬による治療効果は認められない。
  • 治療にはテトラサイクリン系、マクロライド系の抗菌薬が使われます。

 

予防

  • ペットの保菌状態はわからないのでひっかかれたり、かまれたりしないように注意する。
  • 爪切りを行う。
  • ノミの定期的な駆除薬を使う。
  • 口移しで食べ物与えるなどの過度の接触を避けましょう。
  • 免疫不全状態にある人は猫との接触自体を控えましょう。

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