セファデックス(cephadex)は有効成分セファレキシンの抗生物質です。
副作用が少なく、幅広い菌に効果を発揮するのが特徴です。
塩野義製薬のケフレックスのジェネリック医薬品となります。
このような症状に使いましょう
セファレキシンは細菌の細胞壁の生成を邪魔することで殺菌します。
哺乳類は細胞壁がないのでこのお薬に攻撃されません。
病原菌の増殖を抑えることにより、症状の改善が期待できます。
犬・猫における細菌性の皮膚感染症の治療によく使われます。
セファレキシンは血液への移行が優れているので、呼吸器感染症や尿路感染症などにも使われます。
ちなみに寄生虫、ダニ、ウイルス、真菌による感染には効果を示しません。
用法用量
一回の投薬量の目安
体重1kgあたりの投与量 | |
犬 | 猫 |
10~40mg | 10~20mg |
1日2回 7日間投与してください。
1回目と2回目の投薬の間隔は、最低10時間空ける必要があります。
- 猫の皮膚および皮下組織の感染症(傷や膿瘍)の治療には5日間
- 尿路感染症の治療には14日間
- 犬の表在性皮膚炎の治療には最低15日間
- 犬の深在性皮膚炎の治療には最低28日間
使用上の注意
体重1kg未満の子イヌ、週齢9週未満の子ネコなどのあまり小さい動物には使えない。
セファロスポリン系の抗生物質にアレルギー反応を起こすことがあります。
ペニシリン系に過敏症のペットへの使用は控えましょう。
耐性菌の発生を防ぐため、用法用量を守って使用するべき期間を継続しましょう。
耐性菌は抗生物質を中途半端に使い、生き残った菌がその薬に対して耐性ができてしまい、次から効かなくなるという現象です。
菌は完全に殲滅する必要があるのです。
菌も日々進化するので生き残りがいると耐性菌にパワーアップします。
副作用
薬剤に副作用は必ず存在します。
副作用として下痢、おう吐、食欲減退などがまれに見られます。
興奮気味になったり、よだれがでる、呼吸が早くなるなども見られることがあります。
異常が見られた場合は獣医師の診察を受けましょう。
セファレキシンの価格比較表
値段に差があるようです。
セファレキシン50mgあたりのお値段でコストパフォーマンスを表示した。
購入する際の費用の参考に
商品名 | 50mgあたりの価格 |
リクセン | 18.0円 |
ケフレックス | 10.9円 |
セファデックス | 5.8円 |
Toフレックス | 3.2円 |
セファデックス 250mg
内容量 | 200錠 |
1箱 | 5,821円 |
1錠のコスト | 約29円 |
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