いわゆるかゆみに効果があるサプリメントです。
犬用かゆみコートチュアブルには、イエロードック根やイラクサ葉、ケルセチンなどの天然成分が配合されており、身体の内側からペットの皮膚および被毛の健康をサポートします。
また、同じく配合されているオメガ6とオメガ3脂肪酸が、健康な皮膚と光沢のある毛並みをケアします。
犬用かゆみコートチュアブルは、配合の天然成分が、健康で美しい毛並みを保つサポートします。
すべてのサイズの成犬に使用できます。
犬用かゆみコートチュアブルは、NASC(全米動物サプリメント評議会)の厳しい監査をクリアした、高品質なチュワブルタブレットです。
有効成分を見てみよう
有効成分を見れば、どんなに大げさなウンチク書いてあったってわかっちゃいますから!!
では分析していきましょう。
Methylsulfonylmethane (MSM) Omega-3 Fatty Acid Quercetin Yellow Dock Root Omega-6 Fatty Acid Oregon Grape Root Nettle Leaf Burdock Root Red Clover Blossom |
100mg 50mg 25mg 15mg 10mg 10mg 10mg 10mg 10mg |
メチルスルホニルメタン(MSM)100mg
天然のイオウ化合物で、あらゆる生き物の体に存在していて、関節にある軟骨、筋肉、皮膚、髪、爪などにも含まれています。
アメリカでは人気のサプリメントの成分です。
日本語では有機硫黄と言われるもので、作用は細胞の分子間の接着を強くする。
このようなイメージです。
コラーゲンに作用して弾力と伸縮性を与えることで柔軟なお肌になるようです。
また、MSMには痛みや炎症を抑える、優れた鎮痛作用、抗炎症作用があると知られています。
アレルギーなどのかゆみも炎症になりますから期待できますね。
オメガ3脂肪酸 50mg
多価不飽和脂肪酸と呼ばれるもので、体内で合成することができないため、食品など外から摂取する必要のある必須脂肪酸に分類されています。
オメガ3系脂肪酸と呼ばれるもので、この二つが代表的なものです。
- エイコサペンタエン酸(EPA)
- ドコサヘキサエン酸(DHA)
聞いたことある名前ではないでしょうか?青魚に良く含まれている成分です。
エイコサペンタエン酸(EPA)の効果
EPAには中性脂肪を下げる、動脈硬化を防ぐ、血液を固まりにくくするといった効果があります。
- 血液の粘度を低下させ、血液をサラサラにします。
EPAは、高い血小板凝集抑制作用により血栓をつくらせないことで血流をよくします。
血栓を防いで血液を潤滑にする効果があるんですね。
- EPAには抗炎症作用があります。
炎症やアレルギーの原因といわれる「プロスタグランジン」という物質の量を減少させる効果があるとされています。アトピー性皮膚炎などの緩和にも有効であるとされています。
- 免疫力を高める働きもあります。
白血球の活性に関わる因子の働きを抑えることで、病気を発症しにくくしたり、病気の改善にも効果が期待できるとされています。
ドコサヘキサエン酸(DHA)
DHAは、血管や赤血球の細胞膜をやわらかくする働きにより、血流を促します。中性脂肪、コレステロールを下げる効果があります。
- 赤血球が柔らかくなる
血液には赤血球が流れています。イメージ的にはソラマメみたいな形です。
それが硬くなると細い血管を通りにくくなります。
DHAは赤血球を柔らかくしてくれるのでスムーズに血液が流れやすくなるのです。
- アレルギーの改善
シクロオキシゲナーゼという酵素があるのですが、これはアレルギー症状や関節炎なのを起こさせる「プロスタグランジン」を作り出します。
DHAはシクロオキシゲナーゼを抑制する力があるため、結果的にアレルギー症状や炎症を抑える効果があります。
他にもさまざまな効果がある物質です。
オメガ6脂肪酸 10mg
オメガ6脂肪酸はオメガ3とは正反対の作用がある脂肪酸です。
同じように体内で合成することができません。
ベニバナ油やコーン油などに豊富に含まれていて不足するというより、過剰摂取が問題視されるくらいです。
ではなぜ配合されているのか?それはオメガ3脂肪酸とバランスを取るためです。
両方をバランス良く体内に摂取されることで体内使う時に調整しているからです。
ケルセチン 25mg
ポリフェノールの中には、フラボノイドやアントシアニン、タンニンなど、人間のカラダに優れた働きをしてくれるものがたくさんあります。
そんな中で、玉ねぎの黄色い色素がケルセチンです。
ケルセチンは野菜や果物に含まれるポリフェノールの一種です。
ケルセチンの効果
ケルセチンは、フラボノイドのひとつで、ビタミンPというビタミンと似た働きをするグループに属しています。
主にビタミンCの働きを助ける栄養素で、血管をしなやかにしたり、活性酸素によるダメージを防ぐ働きにより注目されています。
しかも、ケルセチンはフラボノイドの中でも特に強い抗酸化力がある物質です。
ケルセチンのもうひとつの効果は、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー症状の緩和効果です。
イエロードック根 15mg
イエロードッグとは1.5mほどに成長する多年草ですが、この根の部分が西洋ハーブとして利用されます。
その歴史は古く、古代ギリシャ時代から主に毒素の浄化と消化促進のために使われてきたそうで「治療薬の英雄」と呼ばれるほど、即効性が期待できるハーブなのです。
日本名は「ナガバギシギシ」で日本各地で見ることができます。
荒地でも育つ剛健な植物です。
浄化(デトックス)作用を持っている
血管や消化管から老廃物を排泄する。
苦味質は肝臓や胆のうの機能を改善し、消化促進してくれます。
良く知られる作用は、胆汁の分泌を促す働きで、肝機能を亢進させる作用があると言われています。
- アントラキノン
根に含まれるアントラキノンという成分は、腸の蠕動運動を促進するのでおなかの中をキレイにすることで毒素を腸内から排出する働きがあります。
- タンニン
緑茶の苦み成分でおなじみのタンニンが含まれています。
タンニンは腸粘膜のタンパク質と結合して被膜を作ります。これにより炎症を起こした粘膜への刺激を和らげるため、整腸剤として利用される
利尿作用・浄化作用などがで毒素を体外に排出する作用があるので、内服することで膀胱炎、関節炎、痛風、ニキビ、湿疹などの緩和に効果があります。
貧血の予防
根には豊富な鉄分をがあるのですが、これが吸収されやすい形の鉄分なので、赤血球を造り貧血の予防にも役立ちます。
ありがたいですね。
皮膚炎にとてもよい
皮膚組織の毒素を排出し、鬱滞 (うったい) とは血流などが静脈内などに停滞した状態を示す状態を分解して炎症を緩和し、痒みの解消の役目を持つため、皮膚炎にとてもよいのである。
ネトル = 和名イラクサ 10mg
見た感じシソに見えますが、これがイラクサです。
イラクサとは、北アメリカ、ヨーロッパにみられる、高さが30~50cm程度の繊維質の多年草です。
西洋ハーブとしては、主に葉の部位が利用されます。
欧米の植物療法には欠かせないハーブとして知られていて、2000年以上昔の古代ギリシア時代から現在に至るまで、さまざまな症状に用いられています。
このハーブの効果は・・・
体の中の老廃物(酸化物や尿酸などの代謝産物)の排泄を促進することができる
イラクサはクロロフィルを多く含むため血液を浄化し、アレルギー性鼻炎や花粉症、アトピー性皮膚炎といったアレルギー性疾患や代謝性疾患を予防できるようです。
また、フラボノイドも含まれているためアレルギーに良いとされています。
造血作用がある
このハーブはとても効率良く鉄分を補給することができる機能を備えています。
そのため通常、植物性の鉄分は、体内への吸収率がとても低いとされているのですがが、イラクサには豊富な鉄分に加えて、ビタミンCが含まれているため鉄の吸収が高まります。
また、フラボノイド類(クエルセチンなどのフラボノイドや、ルチンなどのフラボノイド配糖体)も豊富に含まれており、鉄イオンをキレート化して可溶化するため、鉄分の吸収が高まると考えられています。
ケイ素で強くなる
豊富に含まれるケイ素は、骨や歯、髪、爪などにカルシウムと共に存在し、丈夫な体の骨格作り、及び健康的な歯・毛・爪の生成に役立っています。
他にもさまざまな効能があるようです。
オレゴングレープの根 10mg
アメリカ北部原産のハーブで、みたかんじブドウに見えるが全く異なる植物である。
ギザギザの葉っぱでクリスマスのようです。
アメリカの先住民の間で胃腸や皮膚の不調時の民間薬として古くから使われてきました。
オレゴングレープの根にはアルカロイドの一種、ベルベリンという成分が多く含まれています。
これが有効成分ですね。
細菌や真菌の感染に対して抵抗力があると言われています。
かゆみから掻いてしまい、皮膚に傷ができてしまったときなど感染症への抵抗力になるのかもしれませんね。
ゴボウ 10mg
どうやらおなじみの牛蒡のようです。
ごぼうの良さ
腸に良い
繊維が多いこと、そしてオリゴ糖が含まれているので腸内の善玉菌を増やします。
腸内環境とアレルギー反応は関連性があります。
ポリフェノール
サポニンというポリフェノールが含まれているので抗酸化作用が期待できますね。
殺菌作用とコレステロールを抑制する効果があります。
利尿作用
イヌリンという名の水溶性ムコ多糖類が含まれています。
この成分は、利尿作用を高める効果があるので、体内に溜まった不要な老廃物を体外へ排出することができます。
レッドクローバーブロッサム10mg
レッドクローバーは、ヨーロッパ、西アジア及び北西アフリカを原産とするハーブの一種です。
日本ではムラサキツメクサやアカツメクサと呼ばれているものです。
この鮮やかな色の花に効能があるらしく、花と葉ごと摘み取り乾燥させて使用するものです。
さてどんな効果があるのか!
イソフラボンが豊富
大豆などで有名なポリフェノールの一種イソフラボンがたくさん含まれています。
大豆の10~20倍の吸収率をもつイソフラボンがあるらしい。
イソフラボンは女性ホルモンに似た働きがあり、更年期障害などに効果があります。
犬でも関係あるんでしょうか?
動脈硬化の原因であるコレステロール増加を予防する効果があるのでむしろこちらですね。
抗炎症作用
レッドクローバーの配合理由としてはコチラではないでしょうか?
抗炎症作用と鎮静作用があると言われており風邪や気管支炎などの改善に用いられています。
皮膚の炎症にも良いと考えられるでしょう。
かゆみコートチュワブル
アレルギー反応からくるかゆみや炎症を抑える効果が期待できそうです。
また意外にもそれ以外の効果もありそうですね。
成分などから被毛や皮膚の調子が良くなることで、かゆみなどの炎症がなくなっていくという感じです。
そのため薬のような速効性を期待するものではなく、継続して続けることで体質改善するためのサプリメントですね。
取り扱い終了