比較

フィラリア予防薬の比較【背中に投与する外用薬-ピペット薬】

フィラリア予防薬の外用薬【ピペット薬】は犬や猫の肩甲骨あたりに投与することで様々な寄生虫対策ができます。

背中に滴下することで皮膚から速やかに吸収されて、血液中に有効成分が溶け込みます。

経口薬のように食べてくれなかったり、吐き出してしまったりする心配がありません。

 

セラメクチン

有効成分がセラメクチンのピペット薬

駆除対象
  • フィラリアの寄生を予防
  • ノミの成虫
  • ノミの卵・幼虫・サナギを孵化阻害
  • ミミヒゼンダニ
  • 回虫の駆除

経皮から吸収されてるタイプの成分

ただし、マダニには効かない。

犬糸状虫(フィラリア)の成虫に対しては駆除の効果はありません。

 

比較的安全性が高い

  • 生後6週齢の子犬
  • 妊娠・授乳中の犬
  • フィラリア寄生犬
  • イベルメクチン感受性コリー犬

などの各種試験で安全性が確認されています。

 

 

ストロングホールド

セレホールド

 

モキシデクチン

有効成分が「モキシデクチン」と「イミダクロプリド」のピペット薬

モキシデクチンは経口薬と異なり「皮膚から吸収される成分」

皮膚から薬剤がゆっくり浸透するので約1か月効果が持続する。

駆除対象
  • フィラリアの寄生を予防
  • 犬回虫
  • 犬鉤虫
  • 猫回虫
  • 猫鉤虫

これらの体内に寄生する虫を駆除することができる。

 

モキシデクチン

下記のフィラリアに効果がある

  • レベル3 感染幼虫
    【 蚊の体内から来たばかり】
  • レベル4 体内移行虫
    【皮膚や筋肉組織で成長中】
  • レベル5 未成熟虫
    【血管に侵入できるので肺動脈を目指す】

他のお薬よりも投薬忘れで結構成長したフィラリアにも効果がある。

通常はレベル3・4までが多い。

 

イミダクロプリド

コチラは皮膚表面に広がった薬液に触れると死滅するタイプ

駆除対象
    • ノミの成虫
    • ミミヒゼンダニ

ノミやミミヒゼンダニに効果があり

触れるとマヒや活動停止で3~5分で吸血することができなくなる。

24時間以内にすべてのノミがいなくなる

 

モキシデクチン&イミダクロプリド

2つの成分で構成されたピペット薬の特徴

  • マダニに効果がないこと
  • コリー系の犬種にも使える
  • 頻繁なシャンプーは向いていない

 

アドボケート

 

プリノケート

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