イサダームジェルは有効成分の「フシジン酸」と「ベタメタゾン」の効果で犬の膿皮症を治療するクリームです。
膿皮症とは
膿皮症は体の免疫力が落ちたときや老化で皮膚の抵抗力が失われたりすると、皮膚の常在菌が異常に増えて、炎症を起こし、化膿したりする皮膚病です。
症状としては、皮膚が部分的に赤くなり、強いかゆみが起こります。
赤い小さな発疹が特徴で、短期間のうちに広範囲で脱毛してしまうこともあります。
症状が進むと皮膚の深層にまで達し、腫れたり膿(うみ)が出たり痛みや発熱が起こります。
これらの原因は主に黄色ブドウ球菌が増殖して、このような症状を起こします。
イサダームジェルの有効成分
フシジン酸
フシジン酸は細菌を殺菌する成分で、細菌のタンパク質の合成を阻害することで繁殖抑えることができます。
そのため化膿性の皮膚病や、傷ややけどに用います。
特に黄色ブドウ球菌に対して強い抗菌作用があります。
黄色ブドウ球菌は皮膚の常在菌ですが、強い毒性があり、傷口などに侵入するとその毒性で悪影響を及ぼします。
ベタメタゾン
副腎皮質ホルモンでいわゆる「ステロイド」です。
ステロイドの効果は強力に炎症を抑えることができるため、これによりかゆみを鎮めることができます。
堪えがたいかゆみは掻き傷を作り、それが原因でまた炎症を起こします。
かゆみをを抑えるということは、非常に重要でペットのストレスを減らし、傷を早く治すのに役立ちます。
イサダームジェルの使用方法
患部の毛を切り取る必要があります。
消毒した後、お薬を薄く塗り広げます。
患部に対して、約0.5cmのジェル塗り広げましょう。
使い方のコツ
イサダームジェルは速乾性ですが、犬は患部に塗られたお薬を舐めてしまう可能性があります。
これを防ぐために、食べる直前または散歩の前にジェルを使用すると気がそれて効果的です。
注意事項
3日間使用しても症状に改善が見られない場合や悪化した場合は、他の病気である可能性が考えられます。
獣医師の診断を受けることをおすすめします。
目をこすったりすると目に刺激を感じる恐れがあります。
また、妊娠中の方はステロイドの使用は注意が必要です。
25°C以下で保存して、冷凍または凍結させないでください。
有効期限が過ぎてしまったものは使用しないでください。
副作用
免疫抑制、副腎不全、胃腸潰瘍などの症状が現れる場合があります。
イサダームジェル 犬用
内容量 | 15g |
1本 | 2,359円 |
2本 | 3,950円 |
3本 | 5,541円 |