犬用に解発された車酔いなどでのおう吐を予防するお薬
セレニア(Cerenia)は、犬用の制吐剤です。
嘔吐中枢に直接働きかけ、嘔吐を抑制および予防をすることができます。
こんな症状に
乗り物酔いだけでなく、薬の副作用などでおう吐してしまう場合なんかでも役立つ!
- 胃腸の疾患、肝機能障害、腎炎、脾臓疾患などによる嘔吐
- 抗がん剤の副作用による嘔吐
- 薬による副作用
- 糖尿病
- 脳疾患
- 代謝性疾患
- 乗り物酔い
有効成分
「マロピタント(Maropitant)」
嘔吐は、胃腸障害などの体を衰弱させる要因と関連性のある症状のひとつです。
マロピタントの効果は
嘔吐中枢および嘔吐を引き起こす神経への刺激を緩和することができます。
そのため胃腸疾患や内臓疾患、乗り物酔いなどの原因による嘔吐に対して効果を発揮します。
セレニアの特徴
速効性
セレニアは速やかに吸収されるため、投与後はおよそ1時間ほどで効果が現われます。
長く効く
24時間持続可能となり、高い有効性が確立されている製品となります。
投与後1時間、1日1回の投与で高い有効性が確認されています
安心
米国食品医薬品局の承認を受けています。
現在は米国、ヨーロッパを含め14カ国で幅広く活用されています。
抗がん剤(シスプラチン)との併用
特筆すべきは抗がん剤(シスプラチン)の副作用の嘔吐予防効果が95%もあるという研究報告です。
子犬にも使える
セレニアは、生後16週からの犬(体重2kg以上)に対して投与が可能です。
使い方
急性嘔吐に対しての抑制及び予防
使用量は体重1kgに対してマロピタント2mgを1日1回、最大5日間まで経口投与する。
また、予防目的の場合は、1時間前までに投与する。
犬の体重 × 2 = 投与量(mg) |
例
ワンコ 15kg × 2 = 30mg
生後16週からの犬(体重2kg以上)に対して投与が可能となります。
体重 2 kg 未満の犬には使用しないように
乗り物酔いによる嘔吐の予防
体重1kgあたり8mgの量を1日1回、2日間の連続使用までできます。
旅行の1時間前までに服用してください。
もし、嘔吐が起こった場合は、再使用はしないでください。
体重 × 8 = 投与量(mg) |
例 22Kgのわんこの場合
22 ×8= 176mg
研究によれば、乗り物酔いの予防は93%の効果があるということがわかりました。
効果の継続時間は少なくとも12時間です。
早朝の旅行の前に夜に使用することができます。
ペットへの注意事項
これらの場合は投与しないでください。
- 生後16週未満
- 妊娠中や授乳中の犬
- 心疾患を有する犬
- 薬は肝臓で処理されるため、肝障害の疑いのある犬
- 消化管の通過障害あるいは有害物質の摂取による嘔吐がある犬
副作用
症状として嘔吐、唾液の分泌、水様便(水っぽいウンチ)などが考えられます。
セレニアは用量別に4種類
1箱あたり4錠入っています。
- 16mg
- 24mg
- 60mg
- 160mg
使用目的と体重に応じて選択できます。
セレニア 16mg
1箱 | 2,220円 |
3箱 | 5,177円(@1725円) |
6箱 | 8,159円(@1359円) |
セレニア 24mg
1箱 | 2,072円 |
3箱 | 4,734円(@1578円) |
6箱 | 7,420円(@1236円) |
セレニア 60mg
1箱 | 2,630円 |
3箱 | 6,408円(@2136円) |
6箱 | 10,138円(@1690円) |
セレニア 160mg
1箱 | 2,948円 |
3箱 | 7,338円(@2446円) |
6箱 | 11,752円(@1958円) |
セレニアとピルカッターをご一緒に
ピルカッター |
車酔いなどでよく使うことになるセレニアですが、価格を考えれば160mgを買うのがお得! ピルカッターを使えば錠剤を簡単に割ることができます。セレニアは適正量の5倍まで誤って服用しても問題ない。という結果が出ています。 割ったときの大きさがまばらになっても、副作用の心配は少ないです。 |