フロントラインは犬や猫のノミとダニを退治し、噛みつくシラミにも効果を発揮する寄生虫駆除薬です。
愛犬へ寄生したノミやダニを24時間以内に駆除し、ノミに対しては約1~3ヶ月間、ダニに対しては約1ヶ月間、新たな寄生を予防します。
フロントラインはスポットオンタイプの薬剤なので、犬の首筋に液体を垂らすだけの簡単投薬が魅力です。
ノミがペットに引き起こす症状
強烈なかゆみ
ノミが引き起こすかゆみはかなり強いモノです。
それにともなってどうしても引っ掻き行為が起こります。
皮膚が傷ついたり、脱毛が起こったりします。
ノミアレルギー皮膚炎
ノミが直接肌に差し込んでくる刺激以外にも、ノミが吸血する際に注入してくる唾液にも問題があります。
ノミの唾液に対してアレルギー反応が起こる可能性があります。
ノミアレルギーになるとたとえ一匹に吸血されても、アレルギーが起こるため非常に強いかゆみを引き起こします。
子犬・子猫の無気力症
ノミは吸血するため、一匹一匹は小さくても数が増えると子犬や子猫にとっては、非常に多くの血液を失うことになります。
そのため、元気がなくなってしまうことがあります。
さらに貧血も心配です。
ノミ知識
ノミの特徴のひとつとして、爆発的な繁殖力があります。
メスのノミ1匹で、1日に50個の卵を産みます。
つまり20日ほどで、1匹のノミがなんと1,000匹のノミに増える計算になります。
衝撃的な増え方・・・ひきますね。
猫の場合5匹に1匹が、犬の場合10匹に1匹がノミに寄生されていると言われています。
有効成分 フィプロニル
成虫ノミを駆除する成分《成虫駆除剤》
神経伝達物質であるGABAの作用を阻害して、ノミやダニを駆除。
ペットの皮膚表面の皮脂の層に広がり、24時間以内に全身をカバー。
ペットの体に寄生したノミが被毛や体表の有効成分に接触すると、素早く効果を発揮。
ほぼ24時間で、ほとんどの成虫を駆除します。
さらに、新たな寄生を予防します。
- ノミ 約1~3ヶ月間
- ダニ 約3週間
フロントラインの特徴
使い方簡単
スポットオンタイプの投与は、犬や猫の首筋(肩甲骨の間)に全量垂らすだけです。
24時間以内に成分が全身にゆきわたります。
フロントラインスポットオンは、非全身性の作用をもちます。
どういう意味かというと、ペットの血液中に溶け込むのではなく皮膚表面に広がって、寄生虫が薬剤に接触することに寄生虫を退治します。
効き目が早い
犬の皮膚表面の皮脂の層に広がり、約24時間以内に全身をカバーしていきます。
24時間以内にノミを、48時間以内にダニを退治
また、犬のシラミとハジラミを駆除する作用もあるとされています。
効き目が長続き
ダニも約3週間予防できる。猫においては5週間、犬においては2か月、ノミを封じ込める
犬猫両方において、1か月はダニを封じ込める
ノミやマダニにだけ強く効く
ノミやマダニにのみ強く作用する安全性の高い成分で出来ています。
フロントライン スポットオンの成分は、体表や被毛に分布しノミやマダニの中枢神経にのみ強く作用します。
そのために、妊娠中や授乳期の母犬や母猫、生後10週齢からの子犬や生後12週齢からの子猫への投与試験において安全性を得られています。
また、人に対する安全性も様々な試験で確認しています。
水に強い!
シャンプーや水浴の影響がほとんどありません。
そのため使ってから塗布後48時間後ならシャンプーもできます。
有効成分は皮脂線に蓄えられ、皮脂と共に放出。
成分が少しずつ体表に補われます。
その成分は、シャンプーやシャワー、お風呂、さらには雨、雪などの影響をほとんど受けません。
マダニからの感染も防げる
マダニは多くの病原体を保菌しています。
そんなマダニが吸血してから48時間以降からさまざまな感染症ののリスクが高まります。
フロントラインスポットオンは、ほとんどのマダニを投与後48時間以内に駆除します。
フロントライン スポットオン
フロントラインはノミの卵や幼虫、サナギにも有効になった。
フロントラインプラスになりました。
フロントラインプラス
ペットの体重ごとに1ピペットの内容量が違っています。
体重にあったものを使用しましょう。
犬用4種類、猫用1種類が用意されています。
メーカー | ベーリンガーインゲルハイム |
商品名 | フロントラインプラス |
有効成分 | フィプロニル
(S)メトプレン |
内容量 | 1箱 6ピペット |
超小型犬用 5kg未満
小型犬用 10Kg未満
中型犬用 10~20kg
大型犬用 20~40Kg
超大型犬用 40Kg以上
フロントラインプラス 猫用