ノミを媒介として感染する病気で寄生虫が体内に入った状態です。
条虫を取り除くとともに感染源のノミを完全に駆除しなければ根絶できません。

 

症状

軽度の場合はほとんど症状はありません。
しかし、どんどん条虫が数が増えて重症化した場合、食欲不振や下痢、軟便などのほか痩せて毛つやが悪くなります。

 

 

原因

条虫とは寄生虫の一種であり、俗にいう「サナダムシ」です。
ノミが条虫の卵を食べるとノミの体内で卵が孵化します。
そのノミを犬が食べてしまったときに寄生されてしまいます。

サナダムシは口や消化管がないのが特徴です。
吸盤があり犬の小腸にくっついて体表から栄養を吸収します。
成長するといくつもの節が連なるようになり、節に卵が入っているため成熟すると分離します。

節は8~15個くらいのかたまりになって排出され、肛門の周辺に付着します。

かたまりからこぼれ落ちた卵がまた、ノミのエサになり、感染源となります。

 

条虫のサイクル

ノミが卵を食べる

➡ ノミの体内で孵化

➡ 犬がノミを体内に入れてしまう

➡ 犬の小腸から栄養を吸収して成長卵を作る

➡ 犬のフンと共に卵が排出される

➡ ノミが卵を食べる

治療

体内の寄生虫と媒介であるノミの駆除を同時に行いましょう。

寄生虫の駆除方法

飲み薬で駆除することが可能です。

生後2週間以上および体重500g以上の愛犬へ、1ヶ月から3ヶ月毎に1回投与することにより、愛犬へ寄生している寄生虫(線虫類および条虫類)を駆除します。

また産卵前の未成熟な寄生虫をも駆除する幅広い効果があります。
1回の投与で線虫類および条虫類を効果的に駆除できる幅広い効能を発揮し、産卵前の未成熟な寄生虫に対しても高い駆除効果があります。

 

ジェネリックもあります。

 

ノミの駆除方法

スポット薬が簡単で効果が高いです。首筋から肩甲骨あたりに薬液を落とすだけです。

また、生活環境の改善も必要です。
犬小屋や毛布にはノミの卵がある可能性が高いので熱湯をかけて洗濯しましょう。

予防

ノミがいなければサナダムシに寄生されることはありません。
ノミが付かないように気を付けて、飼育環境も掃除をこまめに行いましょう。

またノミがついていないかブラッシングの際によく見ておきましょう。