アドボケートは、オールインワンタイプのお薬でフィラリアやノミ、回虫のような消化管寄生虫など一度たくさんの寄生生物に効果を発揮するのが特徴です。
また、フィラリア予防薬としては珍しく、ピペットタイプも特徴のひとつです。
皮膚に垂らすだけの簡単投薬になっています。
オールインワンタイプ
有効成分が複数の寄生虫からペットを脅威から守ります。
- フィラリア
- ノミ
- ミミヒゼンダニ
- 犬回虫、猫回虫
- 犬鉤虫、猫鉤虫
秘密は2つの有効成分
- イミダクロプリド
- モキシデクチン
一度の投与でさまざまな寄生虫が退治できるのが特徴です。
有効成分
イミダクロプリド
人体や哺乳類・鳥類・爬虫類への安全性は高く、その一方で昆虫に対する毒性は強い殺虫剤です。
昆虫の体内に経口や経皮的に取り込まれやすく、速効性があります。
効果としては、主にノミが薬剤に接触することによってノミの体内に取り込まれます。
ノミの神経細胞の特定部位に作用することで、正常な神経伝達を遮断して、ノミの麻痺・弛緩及び活動性の低下などを誘導します。
低濃度でも運動能力を失わせて、吸汁行動や歩行、飛翔、さらには交尾や産卵行動にも影響を与えます。
速効性がすごい
ノミの成虫は、ペットの体の表面で有効成分イミダクロプリドに触れると、正常な神経伝達が邪魔されて麻痺をおこしてしまう。
するとなんと3~5分程度で吸血することができなくなってしまうのだ。
ノミ寄生から24時間後にはすべてのノミが死滅するでしょう。
吸血されることなく駆除
内服薬は飲んだあと体内に有効成分がまわり、効果を発揮します。
内服薬はノミが一度吸血しないと効果がありません。
イミダクロプリドは昆虫の表面から浸透することができるので、薬剤にノミが接触するだけ殺虫することができます。
安全性が高い
動物体内では速やかに代謝、排泄されます。
人体への影響はほどんどありません。
飼い主も安心して使用できるでしょう。
また、魚介類に対する毒性も弱いので、熱帯魚など飼育していても大丈夫。
有効成分 モキシデクチン
アドボケートの有効成分であるモキシデクチン
線虫などのおなかの虫に作用する成分
線虫とは体は細長い糸状で、触手や足などは持たず体に節などもないタイプの生き物のこと。
寄生虫が持っている特有のグルタミン酸開口型クロライドイオンチャネルという特定部位に作用します。
線虫の神経や筋肉組織を過分極させて、麻痺を起こさせ死に至らしめます。
内部寄生虫を駆除できる
フィラリア、回虫、鉤虫などの線虫と呼ばれる寄生虫類を駆除することができるのだ。
回虫・鉤虫はワンちゃんの体内で成長し、幼虫の状態で肝臓や心臓などあちこち移動するものや、腸にたどり着いて成虫になるものもいるです。
犬糸状感染幼虫(フィラリア)
フィラリアに感染した蚊に刺されることで、感染幼虫が体内に入ってしまいます。
侵入した幼虫は体内で時間をかけて脱皮を繰り返し成長します。
最終的には心臓に寄生することになります。
犬回虫、猫回虫
感染している糞便を口にしてしまったり、感染しているネズミや昆虫を捕食することによって回虫の成熟した卵を摂取することになります。
回虫卵は腸内で孵化して幼虫となり、腸壁に進入します。
血流に乗って肝臓に侵入、または、腸壁に穴をあけて、腹腔内から肝臓に達します。
肝臓 ➡ 心臓 ➡ 肺 ここから血流にのって全身へと拡散します。
犬鉤虫、猫回虫
感染した犬の便の中に含まれた卵は、土中で孵化して感染幼虫になって他の犬が来るのを待っています。
鉤虫はその苗の由来となった鋭い鉤(カギ)のような牙で小腸にかみつき、血を吸います。
そのためほとんどの場合では栄養不良と消化器症状があらわれます。
効果が持続する
他のフィラリア薬とどう違うのか?
今までのフィラリア薬
フィラリア薬を飲ませたその1日だけ効果がある。
1ヵ月寄生幼虫を貯めて、月一回のお薬で全滅させるを繰り返す。
これによってフィラリアを予防しています。
そのため飲ませ忘れると当然、寄生幼虫は成虫になるため、血管を通って肺や心臓を目指してしまう。
アドボケート
アドボケートに含まれるモキシデクチンは経口薬と異なり「経皮吸収」されることによって体内血中濃度が緩やかに推移します。
皮膚から薬剤がゆっくり浸透するということだね。
これによって約1か月効果が持続して、ペットを守り続けます。
そう、薬剤が1ヵ月の間効き続けるわけです。
ということは、どのタイミングで蚊に刺されても退治できるので、感染幼虫を成長させることはなく、まさに予防薬を呼べるでしょう。
プロアクティブ効果と呼ばれているそうです。
「先回りする」が意味ですね。
この効果で、腸にいる成虫だけでなく、体内に潜む「どの発育期の虫」にもまるごと効いて、つねに健康でいられるわけですね。
コリー種などの犬種にも使える
コリー系の犬種
(コリー、シェルティー、オールド・イングリッシュ・シープドッグなど)
コリー種は遺伝的にフィラリア予防薬であるイベルメクチン系薬剤に対して、副作用が心配されています。
実際にはフィラリア予防薬の使用量程度は問題ありませんが、心配する飼い主さんもいると思います。
アドボケートはイベルメクチン系薬剤と同じ大環状ラクトン構造を有するモキシデクチンを含有しますが、全ての犬種に使用できると考えられています。
もちろん、コリー系に関してはトラブルの報告も無く安全だと考えられています。
臨床実験結果
イベルメクチン感受性コリー犬における安全性
経皮投与(臨床投与経路)
最高常用量の3倍量及び5倍量を4週間隔で3回投与した結果、投与に起因する異常は認められなかった。
臨床実験も行われて安全性が確認さています。
ですがどの犬種にも言えますが、誤飲による経口摂取しないように注意してください。
アドボケートの欠点
とても魅力的な効果を発揮するアドボゲートですが、万能ではありません。
欠点も理解したうえでどれを選択するか考えましょう。
マダニには効かない
そうなんです、ノミにはめっぽう強いですがマダニも駆除するとは記載されていません。
これはちょっと痛い欠点ですね。
シャンプーに弱い?
シャンプー後に皮膚・被毛が乾けばすぐに投薬できる。
また、投薬後90分経てば、雨などの水に濡れてもフィラリア症予防効果に影響はありません。最適なノミ駆除効果を得るために、シャンプーは投薬4日後からにしましょう。
このようにメーカーさんには記載がありますが、投与後の頻繁なシャンプーや水浴はお薬の有効性を低減させる可能性があるそうです。
ゆっくりと皮膚から吸収されるがゆえに、シャンプーすると落ちてしまうんですね。
月1回の投与間隔の間に1、2回、短い時間水に触れただけでは、本剤の有効性が有意に低減する可能性は低いとのこと。
乾くまで時間がかかる
お薬を投与してから乾くまで少し時間が必要なので、多頭飼いの場合は注意が必要です。
スポット薬を投与は乾燥するまで投与部位を舐めないよう注意してください。
少なくとも投与後30分は投与した犬と、同居動物、特に子犬との接触を完全に避けてください。
簡単投与
薬剤はスポット薬なので首筋にたらすだけの簡単投与
犬の肩甲骨あたりの真ん中に被毛をかき分けます。
皮膚がよく見える状態にします。
もう片方の手でピペットの先端を皮膚に近づけて、中身を押し出して少しづつ全量投与しましょう。
お薬は皮膚へと広がっていきます。
幼犬及び幼猫に投与できる
- 7週齢の犬
- 9週齢の猫
これらの幼い犬猫にも投与することができて、犬及び猫に対する安全性が確認されています。
また、臨床試験において発現した副作用は軽度であり、子犬及び子猫の発育に影響を及ぼさなかったというデータがあります。
投与しちゃダメなのは
これらはまだ早すぎます。 |
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コチラも同じ成分
モキシデクチン
有効成分
イミダクロプリド
内容量
3本